【レポート】 ワンダーフェスティバル2013[夏] : ワンダーショーケース 【Wonder Festival 2013 [SUMMER]】
| ワンダーショーケース |
ワンダーショーケース(WFホームページから引用)
ワンダーフェスティバルのイベント規模拡大と、世間一般からの認知や理解を獲得したことは、ワンダーフェスティバルを運営する側にとっては「痛し痒し」だと言わざるを得ない部分があります。イベントが成長するにつれ、そもそもワンダーフェスティバルのパワーの源であったはずの「ほかの何よりも圧倒的に出来のよい模型であろうとし続ける“ガレージキットスピリッツ(=ガレージキットならではの先鋭的な精神性)”」が薄まりつつあるように感じられるためです。
クオリティを追求するよりも、参加することを楽しみたい こういった人たちが増えたおかげで、ワンダーフェスティバルがメジャーになった事実を否定するわけではありません。ただし、会場内にいまだ現存する「圧倒的なものを作りたい、そのことを見ている側にも理解してほしい!」という熱きスピリッツを胸に抱いている人たちが、森の中に隠された木のように埋もれていってしまうのは、悲しすぎやしないだろうか? こうした環境から(逆算的に)発足することとなったのが、『ワンダーショウケース』なるワンダーフェスティバル公式レーベルなのです。
ワンダーショウケースは、ワンダーフェスティバルから生まれた新進ガレージキット作家の育成と繁栄に目的を置くアーティストプロデュースシステムです。平たく言ってしまえば、有能な作家をピックアップして広く紹介していくことにより、その作家にこの先の“可能性”を提供すると同時に、ガレージキットスピリッツの意味やあり方を下の世代にも(細々とでも)継承させていくことを目的としています。
ワンダーショウケースにピックアップされたアーティストたちが、その先どのように変化していくかも気になるところですが(一夜明けたらスーパースターとなる者もいるでしょうし、堅実なプロの造形家を目指す者や、あえてアマチュアに踏みとどまり、ワンダーフェスティバルを拠点として作品を発表し続けていく者もいるでしょう)、ワンダーショウケースの発足がワンダーフェスティバル参加者たち全員にどのような変化をもたらすか、この部分がいちばんのポイントです。
また、ワンダーフェスティバルを足掛かりとし、世界(たとえばハリウッド)へ羽ばたいていくクリエイターが出現するのは時間の問題といえます。だからこそ、“モノ(造形物)”だけでワンダーフェスティバルを語るのではなく、“人” という切り口でも眺めてほしい ワンダーショウケースにはそうした想いも込められているのです。
『ワンダーショウケース』レーベルプロデューサー/模型文化ライター
あさのまさひこ
WSC #067 IG 作品名:黒蜜ねね
すみませんうまく撮れませんでした
3DCGからデジタルモデリングで作り出しているんだそうです。凛としていてとてもかわいかったですが写真ヘタでゴメンナサイ。
WSC #068 Sparrow S.A. 作品名:オービッド ウォクス・シリーズ
キレイな流線型でした。
WSC #066 松原竜太 作品名:紺菊
細いしなやかなラインがすっごく綺麗!これは実物が見れてホントによかった!
再販になったら予約しなきゃダメだなって思った。すごくいいものだった。
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/ (●) (●)\ 最上級でしたぉ
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ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
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